


治験は、厳格な規制と監督の下で行われ、参加者の安全が最優先事項とされています。治験に参加する前には、医師や看護師などの専門家から治験に関する詳細な説明を受けることができ、その後、参加するかどうかを自分で決定することができます。
既に販売されているお薬やワクチンには、「主要な作用(効果)」だけでなく、副次的に起こりうる作用もあります(ワクチンの場合は副反応と呼ばれます)。お薬やワクチンは適切な用法・用量が決められていますが、これは治験薬にも同じことが言えます。治験に参加する前には、医療機関で詳しい説明がありますので、しっかりと聞いて理解しておきましょう。
参加できる方には条件や基準が設けられています。これらの条件を満たしている方であれば、参加が可能です。お申し込み後には、問診や検査を通じて、すべての基準を満たしているかどうかが確認され、その結果に基づいて最終的な判断が行われます。
参加前に医療機関から、留意点や守っていただきたい事項について説明があります。安全確認や治験に必要なデータを収集するため、参加期間中は必ず医療機関の指示に従ってください。宿泊を伴う治験では、自由時間も多くありますので、パソコン、ゲーム、マンガ、読書など、自由にお楽しみいただけます。また、医療機関にはWiFiも完備されています。
治験は、参加中でも途中で辞退することが可能です。不明点や心配事があれば、遠慮なく医療機関の担当者にご相談ください。負担軽減費については、参加いただいた時点までのお渡しとなります。
ご来院の際に受け取れるものや、治験終了までに分割して受け取るもの、治験終了後に全額を受け取るものがあります。これらは、参加する治験や実施する医療機関によって異なりますので、参加前に医療機関にお問い合わせください。